リペア中のチェロのご紹介

リペア中のチェロのご紹介

 

Korbinian Rieger  in Mittenward 1889

こちらはお客様から買い取らせていただいたチェロです。

 

ネックが折れて修理をした痕跡がありましたが、ずっと使っていたから大丈夫!とのこと。

 

不安なので塗装を剥がして修理箇所を確認すると、やはり動いていました。本来なら迷わずネックグラフトです。

 

接着してネジで固定してありました。購入時(1963年)から修理はしていないそうなので、100年くらい前の職人さんが修理したのでしょう。リペア技術も道具も今とは違いますから仕方ないです。

 

というわけでネックグラフト(継ぎネック)です。。。

あとは整形→ニス→セットアップです。裏板の接ぎ割れもあったのでオーバーホールもしました。横板が薄く作られているため補強もしました。あと少しで音を出せそうです!


CELLO アコードケース2台入荷しました!

 

価格  ¥ ASK